「オカネコって無料で利用できるらしいけど、怪しくないの?」「実際に体験した人の話が聞きたい…」
このように考えていませんか?
オカネコ(旧お金の健康診断)は、オンライン上で質問に答えるだけで、家計診断やお金のプロとの面談を受けられるサービスです。
無料だからこそ、勧誘などされそうで利用を躊躇している人もいるかもしれません。
私が実際に利用してみましたので、超正直にレビューします!
やはりプロの方に相談するとお金に関する悩みがスッキリします。総合的に、使ってよかったサービスでした。
このサイトの管理人、茜です
東京の外資系ITで働く28歳OL。中国人の夫と結婚して1年、子供なし。
ここ2年くらいで急に意識が高くなり、副業を始めたり投資が気になったりしている。
NISAとiDeCoはやっているがまだまだ現金の比率が高い。
「オカネコ」は60万人以上が利用する家計診断・相談サービス
オカネコの運営会社や特徴について説明します。
運営会社 | 株式会社400F |
本社所在地 | 東京都中央区日本橋兜町9-1 兜町第2平和ビル FinGATE BLOOM 4F |
設立 | 2017年11月1日 |
公式ページ | https://400f.jp/about#company |
運営会社の「株式会社400F」は、「オカネコ」の運営のほか、オカネコを活用した、FP(ファイナンシャルプランナー)などお金のプロのためのオンライン営業ツールも提供しています。
「お金の悩みを解決したい人」と「お金のプロ」を結びつけることが、主な取り組み内容のようです。
無料で利用できるのは、FPが営業の場を得るためにオカネコに月額課金していることが理由です。
面談ではガッツリ保険の話に誘導されましたね〜
考えていない場合は、やんわり断れば大丈夫です
オカネコ無料診断受けてみた!利用の流れ
新NISAが始まり、口座で眠っている現金をどんどんNISAにぶち込んでいきたい!と意気込んでいるものの、気になるのが適切な現金比率。
ゆくゆく子供を持つようなことがあれば、家計はどうなるのだろう?という疑問もあり、利用することにしました。
家計診断を受けてから、どのような流れでアドバイザーとの面談に繋がるのかまとめてみます。
①オンラインで質問に回答
オカネコのトップ画面から診断に入り、「LINEではじめる」を選択しました。
ラインと連携して簡単にアカウントを作れます。
家計診断のために色々質問に回答します。
【聞かれた質問】
- 年齢
- 貯蓄額
- 投資額
- 保険金額
- 家賃
最後に「今気になるトピック」を複数選択し、自由記述欄に具体的な相談事項を記載しました。
私は「家計改善」「投資/お金の勉強」あたりにチェックを入れ、「金融資産の何割を投資に回すべきか知りたい。子育て資金についても話を聞きたい」と記載しました
②家計診断結果が届く
質問に回答すると、すぐに診断結果が表示されました。
「年収」「年間貯蓄」「家賃」「投資」「保険」の5項目について、同じ年齢・環境の人たちの平均と比較してどの立ち位置にいるかが診断されます。
「どんな誘惑にも乗りませんタイプ」とも表示されました。
預貯金だけではないので、このコメントはちょっと違う気がする…
少なくとも堅実なタイプではない
AIからのアドバイスも届きました。普通に当たり障りのない内容です。
家計診断を受けることで、同世代の人に比べて家計がどういう状態なのか知れるのは有益だと思いました。
③アドバイザー7人くらいから怒涛のチャットが届く
診断を終えると、アドバイザーから面談の案内がバンバン届きました。
すごい勢いで7人くらいから届いたので、びっくりしてしまうかもしれません。
アドバイザーの名前・顔写真・性別・年齢が表示されていました。
どういう基準で選べばいいかよく分からなかったので、同性の方からのアドバイスを求めて女性の方に返信してみました。
④日程調整
30代の女性のアドバイザーに返信し、日程調整に入りました。
自動返信っぽいチャットで、「今後の相談の流れを説明するために15分の面談をします」とのこと。
⑤日程調整のための面談
面談当日になり、事前に送付されていたZOOMのリンクからミーティングにログイン。
ジムに行っていて5分くらい遅刻してしまいましたが、問題なく対応してもらえて安心しました。
受付担当っぽい女性との面談でした。
時間は15分間で、診断の際入力した相談希望事項を確認され、次の1時間の面談を口頭で予約します。
次回の面談は「ほけんの窓口」のアドバイザーが担当するが、保険の相談はしなくても良いとのことでした。
この面談を一旦挟んだ意味はちょっと謎でした。二度手間なので、直接アドバイザーとの面談に入ればいいのにな、と思いました
⑥お金のプロとオンライン面談
日曜日の午前中、事前にメールで送付されていたリンクからZOOMで面談してもらいました。
40歳手前くらいの男性のアドバイザーでした。
どういうわけか、診断の後に返信した女性のアドバイザーとは完全に別人です
「ほけんの窓口」の長野県の支店の方だそうで、説明がとてもわかりやすく、丁寧に面談して下さいました。
オンライン面談の詳細
面談はすごく有意義でした。
面談に向けて準備したこと、実際に相談した内容を紹介します。
面談に向けて準備したこと
詳細なアドバイスをもらうために、事前に家計の状況と質問したい内容を書き出しました。
- 夫婦の月々の生活費
- 2人の月収
- それぞれの投資額
- 貯金額
- 全財産のうち何割を投資に回すべきか
- 入れられる分一括でNISAにぶち込むべきか
- 子育てを視野に入れる場合どうすればいいか
- 不動産投資ってどう?
もらったアドバイス
総じて有益なアドバイスをもらえました。
本で学ぶのも大切ですが、家計の状況は一人一人異なるので、プロから直接アドバイスをもらえるのはありがたいです。
手取りの半年〜1年分は残し、残りは投資
急な出費も加味した上で、手取りの半年〜1年分はすぐ引き出せる現金として残しておいて、残りは投資に回す。
(投資先進国のアメリカは、手取りの1ヶ月分しか残していない)
子供もおらず、比較的余裕のある間は特に積極的に投資しておくこと。
米国株式の投資信託はやはり王道。
今NISAに一括投入するのはリスキーかも?
複利効果を得たいので、入れられる分を早く一括で入れたいのは山々だが、今はそのタイミングではないかも。
今新NISAが始まったばかりで大量の資金が流入し、価格が高騰している。
長期で持ち続けることを考えると大きな問題ではないかもしれないが、高値で掴んですぐ下がるのは避けたい。
一気に入れるなら、数ヶ月か1年くらい経って落ち着いたタイミングが良い。
不動産投資は個人的におすすめしない
これからも日本の人口が増え続け、不動産の価値も上がると思うのなら手を出してもいいが、個人的にはあまりおすすめしない。
もともとリスクも大きい投資で、家賃収入で元を取るにしても7〜8年はかかる。
現物の物件を買うよりJ-Reitから始めるのがいいと思うが、J-Reitも下がっている。
お金関連の名著とされる『金持ち父さん貧乏父さん』で不動産投資がゴリ押しされていたので、気になって聞いてみました。
不動産のことは全然わからないですが、アメリカとは状況が違うのかもなあ
子育て大変!保険の加入検討して!(やんわりスルー)
私立の理系は、4年間の学費だけで1,040万円くらいかかる。子育て資金本当に大変。
苦しい状況になっても投資は続けるべき。
そのために学資保険や死亡保険も検討すべし。
面談の後半は、けっこう保険の説明をしてきました。
無理して投資を続けるために保険を買う必要ってあるのかな…?
保険は極力入りたくないマンなのでやんわりスルー
面談後は「これからも私が引き続き相談に乗るので、当支店のほけんの窓口のサイトから直接予約して下さい」と言っていただきました。
これから保険の勧誘に繋がっていくことは間違いなく、あえて長野県の支店で予約しなくてもいいかなあとも思ったので、「またこちらから予約します〜」とやんわり回答しました。
保険の紹介はされるが無料なので許容範囲。怪しいサービスではない
総じて有意義な時間を過ごせました。
やはり後半は保険の紹介に繋がっていきましたが、無料相談であることを考えると、これくらい許容範囲です。
夫も一緒に面談を聞いていたので、終わってすぐ今後の方針を話し合って決めました。
オカネコのオンライン面談は無制限で利用できるそうなので、今後また不明点があれば、別のアドバイザーの話も聞いてみようと思います。
オカネコ良かったです!漠然とした不安が解消されるのでおすすめです
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