ここ2ヶ月程度、言語学習アプリ「Duolingo」の中国語コースを利用して、中国語を学習してみました。
そして先日、この中国語コースを一通りコンプリートしました!
本記事では、Duolingoを利用した感想やレベル感、アプリの使い心地をご紹介します。

当サイトの運営者、マボです。
以前HSK4級を取得したものの、転職や引越しが重なり中国語を一年以上放置。
次はHSK5級を目指したいが、まずはリハビリのため、今回Duolingo中国語コースを学習しコンプリート。
- 中国語を気軽に学習してみたい
- 中国語学習の習慣をつけたい
- Duolingoは良いと聞いたが、実際の使用感を知りたい
- Duolingo中国語コースのレベル感を知りたい
ゲーム感覚でテンポ良く学習でき、学習を習慣化する仕組みもたくさんありました。
言語学習アプリ「Duolingo」概要


Duolingoは2022年現在、ユーザー数は5億人以上(!)
世界で最もダウンロードされているアメリカ発の言語学習アプリです。
Duolingoは、世界中の誰もが楽しくアクセスできるように設計された無料のオンライン学習プラットフォーム。
科学的に証明されたひとくちサイズのレッスンで、英語だけでなく、中国語、スペイン語、フランス語など、40言語で103コースを提供しています。
日本版では英語、中国語、韓国語、フランス語の4言語を提供しており、今後学習可能な言語数を増やしていく予定です。
ユーザー数は5億人以上、世界でもっともダウンロードされている無料語学アプリです。
学習者同士で競い合う、ポイントを獲得してレベルアップなど、ゲーム感覚で学習できるように設計されています。
また、リーディング、ライティング、リスニング、スピーキング練習すべてを含む1セットを5分程度で受講できるため、外出先や忙しい人でも気軽に継続できる設計になっています。
(引用元:https://www.excite.co.jp/news/article/Prtimes_2022-02-22-69537-16/)
Duolingo中国語コースのレベル感は、HSK3級-4級くらい


出てくる単語や文法のレベルとしては、HSK3級-4級くらいの難易度でした。
参考までに、HSK3級と4級のレベルを記載します(HSK公式サイトより抜粋)。
HSK3級のレベル
HSK3級は、受験生の日常中国語の応用能力を判定するテストです。
「中国語を使って、生活、学習、仕事等における基本的なコミュニケーションができる。中国旅行の時も大多数の場合において中国語で対応することができる」ことが求められます。
学習目安
600語程度の常用単語と文法知識を習得している者を対象としています。
大学の第二外国語における第二年度前期履修程度の学習が目安とされています。
HSK4級のレベル
HSK4級は、受験生の日常中国語の応用能力を判定するテストです。
「幅広い範囲にわたる話題について、中国語でコミュニケーションをすることができ、中国語を母語とする者と流ちょうに話すことができる」ことが求められます。
学習目安
1200語程度の常用単語と文法知識を習得している者を対象としています。
大学の第二外国語における第二年度後期履修程度の学習が目安とされています。
Duolingoのアプリでの学習は、基本的に学習ユニットごとに下記のステップを繰り返します。
「新しく学ぶ単語」というスタンスで出題される。このステップは安心
スマホのマイク向かって音読する。中国語を発音できることは前提になる
文法の解説は一切なく、いきなり問題が始まる。文法を知っている状態じゃないとキツい
上記の通り、Duolingoでの学習前のレベルとして、
ピンインの発音はマスターしていて、基本的な文法は大体わかっている状態がマストです。
あらかじめHSK3級程度のレベルからスタートすることが前提になっていると感じました。
これから中国語を始めたい、という方には向きません。
\中国語の文法を一から学べるテキスト/
Duolingo中国語コースの最後の方は、これくらいのレベルです。


このコースでひと通り学習したら、HSK4級に差し掛かるくらいのレベルになれる
といったレベル感かと思います。
具体的には、下記のような人に向いています。
- 基本的な文法を学んだが、語順に自信がないので特訓したい
- 現状HSK3級くらいのレベルで、4級レベルを目指している
- 中国語のブランクがあるので、リハビリしたい
アプリの使用感


実際のアプリの使用感をレポします。
隙間時間に気楽に取り組めて、ゲーム感覚で学習できて楽しかったです。
カテゴリごとに単語と短文を学ぶ(1レッスン3〜5分)
「レストラン」「乗り物」など、カテゴリごとに学習内容が分けられていて、
各カテゴリ×4レッスンくらいで構成されています。
1レッスン3〜5分くらいで終わるので、隙間時間で気楽に取り組めるのが魅力です。


「時間」カテゴリでの実際の学習画面の一部を紹介します。
まずは、カテゴリ内で学ぶ単語の発音を学びます。


単語を繰り返し勉強していきます。


単語を頭に入れた後は、文法などの説明はなく、いきなり短文の練習に移ります。
中国語を日本語に訳す問題、日本語を中国語に訳す問題、リスニング問題、音読等が繰り返し出題されます。


連続記録更新に燃える
何日連続で学習できているかカウントしてくれるので、連続記録更新に燃えました。
夕方くらいになると、
「そろそろ中国語の時間だよ」
「連続記録が途絶えるのはもったいないよ」
とアプリとメールで(しつこいくらい)お知らせしてくれます。


世界中の仲間と励まし合える
レッスン完了ごとに与えられるポイント数のランキングを確認できます。
世界中のユーザーが同じように頑張っているんだな、と励まされます。
リーグ内で順位を落としたくないというモチベでも頑張れます。


「サファイアリーグ」では良い位置をキープしていましたが、次の「ルビーリーグ」はなかなか厳しかったです。
無課金ユーザーなりにマイペースに頑張りました。
友達申請してくれたユーザーがいたので、お互い頑張ったときにはお祝いをして励まし合いました。


Duolingoのメリット&デメリット


一通りアプリを利用して感じたメリットとデメリットをご紹介します。
- 単語を効果的に覚えられる
- 語順に強くなる
- 継続できるための工夫がたくさん(1レッスンが短い、連続記録更新やランキングのために頑張れる)
単語を繰り返し徹底的に覚えさせる仕組みはとても効果的でした。
また、中国語では語順が非常に重要ですが、単語の並べ替え問題を繰り返し解いている中で
正しい語順の感覚が身についてくるのがわかりました。
1レッスン3〜5分で取り組めるので日々アプリを開くのにストレスを感じないこと、
連続記録更新やランキングがあることから、継続しやすかったです。
- 文法の解説が一切ないので、全くの初心者には不向き
- これ一つで上級レベルにはなれない
デメリットもありますが、少ないです。
文法の解説は一切ないので、「新しいことを学ぶ場」というよりは
「知っていることを定着させる場」として利用するのが良いです。
また、「Duolingo一つで中国語ペラペラの上級者になりたい」というのは
レベル的に無理があります。
かなりおすすめアプリ。レベルが合う人は試す価値あり!


総合的に、中国語学習手段の一つとしてDuolingoはかなり優秀です。
解説がない分メインの教材としては少し不足ですが、語順のトレーニングや単語の習得に役立ちます。
レベルの合う方は、ぜひ利用してみて下さい。
Duolingo以外に私が実際に使用中の、中国語学習のオススメ教材はこちら。さまざまなパターンの例文を頭に入れ、語順に慣れることでスピーキング力が身に付きます。
ゼロから学びたい場合は、こちらがおすすめです。
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