【結論】地方配属は人生の損失。嫌ならさっさと辞めちゃおう【「勤務地が嫌」はワガママではない】

※アフィリエイト広告を利用しています

大手企業、特にメーカーは田舎に工場が多く、地方配属は宿命。

田舎暮らしも良しとして受け入れるか、自分もいつか都会の本社配属にという希望を捨てずに残るか、それともさっさと転職するか。

私は、田舎暮らしが辛いならすぐにでも転職すべきだと思います。

私は新卒で入社した会社を2年3ヶ月で辞め、東京の企業に転職しました。

新卒の頃の「就活の軸」や会社の規模よりも、住む場所の方がよっぽど人生に与える影響が大きいと判断したからです。その経験を書かせてください。

この記事を書いた人
運営者

当サイトの運営者、マボです。

大阪大学外国語学部ドイツ語専攻を卒業し、2019年新卒で日系メーカ企業に入社。

古風な企業文化と、配属ガチャ敗北によるド田舎暮らし(メーカーあるある)に耐えかねて、

入社2年目の春に転職を決意。

コロナ禍等なんだかんだ苦労し、2021年夏に外資系IT企業に未経験で転職、上京に成功。

こんなあなたにおすすめ
  • ド田舎に配属され、とにかく辛い
  • 都会の本社への異動を待つべきかわからない
  • 今の勤務地が嫌すぎて辞めたい

ぜひ最後までお読みください。

スポンサーリンク
目次

大学での専攻を生かすため、メーカー企業へ新卒入社

大学では、ドイツ語を専攻していました。

ドイツへの留学を経験し、ドイツがいかに自国の製造業に誇りを持っていて、製造業でいかに他国を圧倒してきたかを肌で感じてきました。

就活では「製造業でトップクラスのドイツと日本の架け橋になって、世界に価値を提供したい」

などという、なんとも壮大な軸を掲げていました。

面接では夢を熱く語りまくり、ドイツとの関わりが濃い日系メーカーから内定をもらい入社。

入社前の先輩社員とのセッションでは、

「一年目は地方の工場に配属される人も多いけど、事務系はほとんどが2年もすれば東京の本社に異動できるよ」

などと甘い言葉を囁かれます。無邪気にもその言葉を信じ、安心して入社するも…

そもそも文系で、我慢して地方の工場で働く理由がなかった

写真の田舎具合はさすがに盛っています。スミマセン!

当然のように地方の工場に配属になりました。

想像を絶するド田舎です。

徒歩で行ける場所はコンビニ一軒だけで、「最寄駅」という概念が存在しません。

配属は、秘書業務や通訳を担当する部署になりました。

入社して間もなく、東京本社には一握りの人間しかおらず、社員の九割以上はこのマザー工場に勤務しており、

先輩社員の言葉は嘘であったことに気付かされます。

(というか、「田舎配属の場合もあるらしいが、私くらいの学歴だったら本社だろう」と余裕をぶっこいていたのも事実)

趣味で音楽をやっていますが、こんな田舎だとバンド活動さえ満足にできない。

理系出身で、工場でしかできない仕事がしたかったのなら受け入れられたかもしれません。

でも語学を生かしたいなら他にも色々あるじゃないか

(本当に語学を生かすこと自体がモチベなのか、働く中でそれすら危うくなり始めていたが)、

そもそも製造業である必要もないじゃないかと思い始めました。

地方配属のメリットは、お金が貯まること。でも、その先は?

地方配属の利点は、遊ぶ場所がなくて家賃が安いのでお金が貯まること

これに尽きます。

””今ある貯金は、これまでに失ってきた機会の大きさ””

今ある貯金は、これまでに失ってきた機会の大きさ

ゾッとしませんか?

ホリエモンの書籍『あり金は全部使え 貯めるバカほど貧しくなる』に書かれていた言葉です。

「無計画に遊びまくって貯金を使い尽くせ」と言っているわけではありませんので、そこはご注意ください。

お金を貯めに貯めるよりも、

それよりもお金はできるだけ経験に変えていった方が、充実した人生になるという意味です。

「行動してチャンスを掴み取る!人生の梶は自分で取る!」というマインドになれる本です。

ぜひあなたにも読んでいただきたい。

人生の先が見えてしまった

周りの社員、特に私と同じ女性を見ていると、

ほぼワンパターンであることに気付かされました。

田舎生活のために車を買い、学生時代からの恋人がいない場合は社内恋愛で早めに結婚し、

近場に家を建て、時短勤務で子育てしながら一生この土地で暮らしていく。

否定する気はもちろんありませんが、

人生の先が見え透いてしまった気がして急につまらなくなり、転職を決意しました。

きっと死ぬ時「もっと思いっきり楽しめば良かった」「刺激のない人生だった」と確実に後悔すると思ったからです。

地方・田舎にいると人生が停滞する

住むと分かりますが、田舎では娯楽、芸術、人との出会い、多様性においてあらゆる可能性が閉ざされます。

出会える人間の数と種類の少なさ

どうしても距離的制約が生まれるので、同じ会社の人以外と過ごす機会が減っていきます。

同じような価値観で、同じような生き方をしている人たちで形成された、閉ざされた村のような状態です。

噂もすぐに広まる、窮屈な世界です。

そのような環境に身を置いていると、必然的に普段から関わる人の多様性が減っていくため、

自分の価値観や生き方のアップデートができなくなっていきます。

その状態が当たり前になると、自分の人生を考え直す機会も得られなくなり、価値観も凝り固まります。

機会損失

娯楽、芸術、情報や流行の面で、都会では行動力とある程度のお金さえあればなんでも手に入り、なんでも経験できます。

都会に住んでいれば一瞬でアクセスできるものが田舎にはありません。

一流のものに触れられる機会もありません。

都会に住むと日々多数の可能性と機会に刺激されながら過ごせる一方で、

田舎にいるとキャリア、趣味、プライベート全てにおいて、

数少ない限定され制限された環境の中で過ごすしかありません。

住む場所が違うだけで、人生の全ての機会においてとんでもない格差が生まれます。

転職活動が困難

転職活動を始めると、面接のたびに遠方の都市部に赴くことになります。

これは、都会に引越したいという場合に限りません。

全国に拠点がある会社を受ける場合であっても、面接は都市部にある本社で受けることになるからです。

交通費、宿泊費など一回一回馬鹿になりません。

転職活動は、会社を辞めてからだと圧倒的に不利になりますので、働きながら行うことを絶対にお勧めします。

しかしながら当然、面接は受ける企業の勤務時間内なのですから平日に行われます。

急な面接の予定に合わせて残日数を気にしながら有給を取得していくことになります。

私はコロナ禍真っ只中に転職活動したので、ある程度はリモート面接だったので何とかなりましたが(企業によりましたが)、

それでも地方住みが不利であることには変わりありません。

加えて、今後コロナが収束に向かった際はどうなるか分かりません。無理ゲーになるかもしれません。

今の会社で上り詰めるぞという揺るぎない決意がある場合を除き、

今後のキャリアを考える上でも、一刻も早く田舎から脱出することをお勧めします。

転職市場にアクセスしづらい場所に身を置き続けることほど、危険な状態はありません。

「勤務地が嫌」はワガママではない

勤務地に対する文句は言ってはいけないという風潮、あなたの会社にもありませんか?

あなたは会社の人生ではなくあなたの人生を生きているのですから、

どこどこに住みたいという気持ちを持つのは当然ですし、自力ででも叶えるべきです。

ワガママでも何でもありません。

日本国憲法「居住移転の自由」

第22条 何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。

そう、日本国憲法において、住む場所の自由は認められています。

一生懸命勉強し、それなりの大学なり院なりを卒業し、それなりの企業に就職できた。

なのに、会社では「住む場所に文句を言うのはワガママだ」とされ、

憲法で定められている権利すら保障されないのは、おかしな話だと思いませんか?

会社のための人生ではない

繰り返しになりますが、あなたの人生は会社のものではなく、あなたのものです。

住む場所くらい自分で決めて当然です。

私の前職の社長は、

「勤務地でどうこう言わずに、柔軟な思考を持って働くように」

と社員に言っていました。

社長本人は、当然東京に住んでいるんですよね…
なんの説得力もありません。

社長にとって大切なのは会社なのですから、社員に辞められたくないからそう言うのであって、

どうするか決めるのはあなた自身です。

地方配属。嫌ならさっさと辞めちゃおう

住む場所の大切さについて述べてきたところで、

地方・田舎が嫌ならすぐにでも転職活動をすべき理由をお伝えします。

今の会社に留まる限り、今後も地方配属のリスクは付きまとう

若手OL

転職も大変だし…
都会の本社に異動できるのを待とうかなあ

マボ

甘いで

「都会の本社に異動できるのを待とう」では甘いです。

そもそも、異動を希望したところで叶う保証はありません。

会社とはそういうものです。

「勤務地が嫌だから異動させてください」などと正直に言おうものなら、

結婚などの事情がない限りはワガママ扱いされますので、むしろ希望から遠のくでしょう。

仮に希望が叶って本社配属になったとして、それが続くとも限りません。

総合職で働き続ける限り、特にメーカーでは地方配属のリスクは付きまといます。

異動を待っているうちに第二新卒が終わってしまう

入社して早い段階で転職が頭によぎり始めた場合は、第二新卒カードを使うべきです。

新卒入社3年未満、もしくは25歳〜26歳頃までが第2新卒と呼ばれます。

業界や業種を変えたい場合は、第二新卒が有利です

第二新卒だと普通の中途採用と違い、ポテンシャルを見て採用してもらえる場合があるからです。

地方配属が嫌で転職するのであれば、全国転勤のあるメーカーなどは必然的に避けるべきです。

業界を変える必要がある場合は、第二新卒を名乗れるうちに、早いうちに動くことをお勧めします。

若手OL

26歳を過ぎるまで、まだ2年あるな。転職活動は3ヶ月くらいで終わると考えて…。まだまだ余裕はある!しばらくは異動を待とうかな

マボ

そんなの考えなくてもいい!一刻も早く行動して!

「それなら、第二新卒が終わる時期から逆算して、◯月から転職活動を始めることにして、それまでは異動を待とう」

これはお勧めしません。

なぜかと言うと、転職にかかる期間は人それぞれだからです。

ちなみに私は全然スムーズに行かなかったので、

転職を決意してから実際転職できるまで1年以上かかりました。

とりあえず内定が出たからと焦って決めるのも良くないので、余裕を持つに越したことはありません。

地方勤務が嫌なら、さっさと辞めちゃおう!

地方勤務が嫌なら辞めてもいいと思います。

辛いなら我慢する必要はありません。あなたの人生なのですから。

いつ脱出できるかもわからないまま、年を重ねていくと思うと恐ろしいですよね。

とにかく若いうちに、行動を起こしてください。

転職すべきかどうか、プロからの客観的な意見を聞くことが第一歩です。

エージェントと相談した上で、やっぱり転職しないと決めたにしても、それはそれでアリです。
今モヤモヤ悩んでいる状態からは、解放されることを保証します。

\利用はどちらも完全無料!登録はこちらから/

\私の転職活動のようすを時系列で綴っています/

\転職すべきか迷った時に読んで欲しい記事/

\転職活動で用意するもの/

\若手社会人にオススメの書籍/

にほんブログ村 転職キャリアブログ 第二新卒者の転職・転職活動へ
にほんブログ村
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメント一覧 (2件)

コメントする

目次